Psychedelics

メキシコサイケデリックス留学①

こんにちは。GRAYです。

前回のアムステルダム大麻留学に引き続き、今回はメキシコでのサイケデリックス留学で学んだことや経験したことを書いていきたいと思います。

◆サイケデリックスとは?

因みにサイケデリックスとは、幻覚作用のある化合物の事を言います。詳細は以下の記事から確認できます。

◆留学先にメキシコを選んだ理由

▲メキシコのシャーマン

なぜ筆者がサイケデリックス留学にメキシコを選んだのか疑問を持った方が多いかと思うので、その理由を簡単に説明します。結論から言うと、メキシコはサイケデリックスと深い関係があるのが理由です。

現在のメキシコのあるエリア(アメリカ大陸中部)には数千年前からメソアメリカ文明(マヤ文明やアステカ文明、テオティワカン文明など)が発達し、様々な部族が存在しました。

また、そのエリアには様々な幻覚作用のある植物など(ペヨーテ・マジックマッシュルーム・サルビア・コロラド・リバー・ヒキガエルなど)が生息しており、彼らはそれらのサイケデリックスを儀式や治療などに使用してきました。シャーマンと呼ばれる霊能力者は儀式にサイケデリックスを使用し、人々は神々や自然と交信したり未来を予知したりしていたそうです。

現在でもその文化は受け継がれており、儀式や治療にサイケデリックスを使用している人がいます。また、シャーマンも存在します。

▲ペヨーテ、サルビア、マジックマッシュルーム、アヤワスカ、大麻などのマイクロドーズ用のティンクチャー

メキシコには世界で最も多くのサイケデリックスが存在し、それらのサイケデリックスやその歴史を学ぶのに最適な国と言えます。

◆マジックマッシュルーム

ここからは、メキシコで体験したサイケデリックスを一部紹介していきます。まずはマジックマッシュルームについてです。

▲マジックマッシュルーム

マジックマッシュルームとは、シロシビンという幻覚物質を含むキノコの総称です。シャーマンの間では、ナワトル語で「神の肉」という意味のテオナナカトルとも呼ばれます。

マジックマッシュルームは世界中に生息していますが、中でもメキシコのオアハカ州(Oaxaca)は、マジックマッシュルームの産地として世界的に有名です。今回はそのオアハカ州にも調査に行ってきました。

●オアハカ州での調査

オアハカ州にはメキシコシティから出ている夜行バスで行きました。大麻活動家のHighWide_Yuukiさんも同行しました。メキシコシティから片道7時間くらいだったと思います。飛行機でも行けます。

オアハカ州は広く、様々な場所がありますが、今回行ったのはオアハカ州の内陸部の山の上にある小さな町『Huautla』です。目的地に到着すると、このようなゲートがありました。文字の横にマッシュルームが書いてあります。

よく見ると、タクシーにもマッシュルームが書いてあります。

レストランの壁にもマッシュルームの絵が飾られています。

街にはたくさんのマッシュルームの売人がいて、採れたてのマジックマッシュルームを販売していました。価格はこの量で2000~2500円程です。

偶然、伝説のシャーマンと呼ばれるマリア・サビーナ(Maria Sabina)の追悼イベントのようなものが開催されていたので参加しました。

マリア・サビーナは、1955年に初めて白人にマッシュルームの儀式を授けた女性シャーマンです。街には沢山のマリア・サビーナの肖像画や像がありました。

▲マジックマッシュルームの上に乗るマリア・サビーナ

知り合いのシャーマンの実家に向かいます。シャーマンの実家は、標高約3000m(?)の山の上にあります。このシャーマンには、以前メキシコシティにてアヤワスカやチャンガの儀式で何度かお世話になっています。今回はシャーマンがこのオアハカの実家に帰省しているということでこの家に来ました。

シャーマンが楽器を鳴らして歌い、マッシュルームの儀式を行いました。マッシュルームはDMTと比べるとマイルドな効きなので、通常は儀式として使用することは少ないかと思います。パーティードラッグとして使用する若者も少なくありません。しかし、メキシコのシャーマンの間ではマッシュルームは神聖なMedisonとされているので、メキシコではそれを忘れないようにするべきだと思います。神聖なMedisonはリスペクトしなければ失礼になります。

マッシュルームに興味のある方は、オアハカ州に行ってみて下さい。

●カンナビスエキスポ

メキシコシティでは大麻のイベントが開催されており、そこにマッシュルーム製品も展示/販売されていました。大麻とマッシュルームはメキシコではまだ違法ですが、国に許可をとれば公に販売しても問題無いようです。

▲アメリカのマジックマッシュルーム製品

メキシコでは、アメリカのマッシュルーム製品(チョコレートやグミなど)も販売されていました。

▲エキスポにて自分で育てたマジックマッシュルームを売るグロワー

マッシュルームの栽培も注目されています。大麻と同様、これから様々な品種が作られ、大きなマーケットとなるでしょう。

◆まとめ

メキシコでは数千年以上前からマジックマッシュルームが使用されており、様々な部族がそれを神聖なものとして扱ってきました。現在はパーティドラッグとして使用されることの多いマジックマッシュルームですが、世界では鬱病などに対しての効果も見直されています。北米のメキシコやカナダ、アメリカではマジックマッシュルームの合法化が勧められており、様々な製品も開発されています。これからは大麻と同じような位置付けになるかもしれません。